研修ツール集

【地域おこし協力隊 ロードマップ作成研修】
使用フェーズ:1年目・2年目・3年目
提供:徳島大学 田口太郎准教授 / 一般社団法人しまね協力隊ネットワーク
作成年次:2020年-

◆研修ツールの概要と使い方

「ロードマップ」とは活動の「これまで」と「これから」をまとめた図表です。ロードマップ作成を研修として行うことで、協力隊は現場から一歩離れ、俯瞰的な目線で活動を整理し、講師やOBOG、隊員同士との対話によって、内容を深めることができます。
 作成したロードマップは、自治体担当者や受け入れ地域、受け入れ団体にも見てもらい、協議することで、お互いの目線を合わせ、活動の充実を促します。

 地域おこし協力隊制度は、地域おこし協力隊・地域・地方公共団体にとって三方よしとなることを目指す取り組みです。しかし、この三者は経験や慣習、価値観が往往にして違います。違うからこそ生み出せる新しい力があるのですが、そのためには話し合うなどコミュニケーションを図ることが必要です。「ロードマップ作成研修」はこのような三者のコミュニケーションの役に立ちます。

◆開催事例と研修ツールのリンク問い合わせ先
「地域おこし協力隊 ロードマップ作成研修」は以下のような開催事例があり、参考資料をダウンロードできます。提供元への問い合わせにつきましては、サポートデスクにご相談ください。

①総務省地域おこし協力隊ステップアップ研修
地域を主語にロードマップ作成。活動の成果と課題を整理し、講師やOBOGのアドバイスや隊員同士の対話によって、今後の取り組みの方向性をまとめる。
【参考資料】これまでのロードマップ&これからのロードマップ

【 提供 】 徳島大学 田口太郎准教授


 

②島根県地域おこし協力隊・自治体職員合同研修

隊員と自治体担当者の合同研修とし、先進事例などの講義をともに受けた後、隊員はロードマップ作成、自治体担当者は意見交換を行う。ロードマップ作成は隊員を主語に作成。活動内容と任期後の隊員のライフプランを交えて、今後の取り組みをまとめる。最後に各自治体で隊員と担当者が集まり、ロードマップについて自治体ごとに話し合う時間を設けている。

【参考資料】ロードマップ作成研修(島根県地域おこし協力隊・自治体職員合同研修)
【 提供 】(一社)しまね協力隊ネットワーク